みよしとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が備後落合駅・三次駅?広島駅間を芸備線経由で運行していた急行列車の名称。2007年7月1日のダイヤ改正をもって廃止された。
芸備線・木次線優等列車沿革 [編集]
1953年 - 米子駅?広島駅間を木次線・芸備線経由で週末に運行する臨時快速列車として「ちどり」の運行を開始。
1955年 - 米子駅?広島駅間を木次線・芸備線経由で週末に運行する夜行臨時快速列車「夜行ちどり」運行開始。
1959年 - 「ちどり」・「夜行ちどり」が準急列車に昇格。
1961年 - 岡山駅?道後山駅間伯備線・芸備線経由で運行する準急列車として「たいしゃく」が運行開始。また、「ちどり」上り列車のみ山陽本線岩国駅発となる。
1962年3月15日 - 米子駅?広島駅間に伯備線・芸備線経由で運行する準急「しらぎり」運行開始。また、「たいしゃく」広島駅まで運転区間を延長。「ちどり」を「ちどり1号」に、「夜行ちどり」を「ちどり2号」にそれぞれ改称。
1964年 - 鳥取駅?広島駅間に木次線・芸備線経由で準急「いなば」運行開始。
1966年3月5日 - 「ちどり」・「たいしゃく」・「しらぎり」・「いなば」急行列車に昇格。
1967年 - 新見駅?広島駅間に急行「ひば」運行開始。
1968年10月1日 - 「ちどり」、「いなば」を統合し鳥取駅発着列車を、「しらぎり」を統合し新見駅・伯備線経由列車も1往復ながら運行開始。「ひば」を「たいしゃく」に統合。このとき「ちどり」4往復体制。「たいしゃく」2往復体制となる。
1972年 - 「ちどり」米子駅発着列車の一部を松江駅発着とする。また、伯備線経由列車を廃止。「たいしゃく」岡山駅乗り入れを終了。芸備線内を運行する急行列車となる。また、上り列車1本を岩国駅発とする。また、津山駅?新見駅?広島駅間に急行「やまのゆ」運行開始。
1980年 - 「ちどり」昼行列車を全て広島駅発着とする。また、夜行列車廃止。「たいしゃく」新見駅より上り列車が備後庄原駅から、下り列車が備後落合駅まで普通列車として運行する急行列車となる。また、「やまのゆ」廃止。
1985年 - 「ちどり」・「たいしゃく」1往復を除き廃止。廃止分の内1往復を「みよし」に名称を変更。
1987年 - 広島駅?浜田駅間を三江線・山陰本線経由で臨時列車「江の川」(三江線内快速)運行開始。また、三次駅?宮島口駅間に臨時列車「宮島もみじ狩り号」を運行。
1989年 - 広島駅?備後落合駅間に臨時列車「ネコヤマスノーエキスプレス」を運行開始。
1990年 - 「ちどり」備後落合駅?広島駅間のみの運行になる。また、三次駅?広島駅間のみの運行列車の「みよし」を運行開始し、2往復体制となる。但し、上りの新見駅行き列車は備後落合駅までとなり、三次駅止まりは上り列車1本のみとなる。
1991年 - 「たいしゃく」、備後落合駅までの運行となる。
1994年 - 臨時列車「江の川」この年を最後に以降運行なし。
1995年 - 臨時列車「ネコヤマスノーエキスプレス」この年を最後に以降運行なし。
2000年 - この時点では「ちどり」は備後落合駅?広島駅間の運行。上りは備後庄原駅以遠が普通列車として運行された。また上り、下りとも備後落合駅で木次線宍道駅方面の普通列車との接続が考慮されたダイヤであった。「たいしゃく」は備後落合駅?広島駅間の運行。下りは備後庄原駅まで普通列車として運行された。また上り、下りとも備後落合駅で東城駅方面の普通列車との接続が考慮されたダイヤであった。このほか三次駅?広島駅間に「みよし」2往復が設定されていた。
2002年3月23日 - 「ちどり」・「たいしゃく」名称廃止。「みよし」4往復体制となる。
2003年10月1日 - 「みよし」の運行時間帯を変更、1往復が矢賀駅・安芸矢口駅・下深川駅に停車。
2007年6月30日 -「みよし」の最終列車が運転される。
2007年7月1日 - 「みよし」が快速「みよしライナー」に格下げされ廃止。
廃止の理由は以下の通りとしている。
地元から急行料金(広島-三次間730円)のいらない快速列車を増発運転してほしいとの要望が強いこと。
平均乗車率が30%程度まで低下し増加の見込みがない。
使用車両そのものが老朽化しており、更新要望も上がっていたものの、JR西日本は京阪神地区以外での車両購入費用は全額地元負担としているが、地元自治体が資金負担に消極的であったため更新の費用もない。
天の浮橋 ワインレッド ルバーブ 優しい響き マナー スピネル うむら タルブロク ドライブ ドマリエ スペツナズ シルク ダンネージ タイフーン かきょう ストリ 薪の音 次世代 スコア ロッジ まいこ ギャンブ リプリン リマーク しまやま フィト マリッジ ラニン オダマキ ジンバク ステップ フリー ストック ムッシュー かまど シンボリ トルクア ブルネイ メクチュ ライト ノッブ ソンブ 道のつづき ミノス マキシム データ ラチア ビンゴ シャド マキザサ
愛称の由来 [編集]
「ちどり」 - 松江城の別名「千鳥城」から。
「たいしゃく」 - 帝釈峡から。
「しらぎり」 - 広島県の三次市で、秋から早春にかけてみられる現象「霧の海」から。
「いなば」 - 鳥取県東部を指す「因幡国」(いなばのくに)から。
「しんじ」 - 島根県の「宍道湖」から。
「ひば」 - 広島県北東部の比婆郡(現・庄原市)および比婆山から。
「みよし」 - 三次市から。
「江の川」 - 広島県から島根県で日本海に注ぐ江の川から。
廃止時の運行概況 [編集]
三次駅?広島駅間:4往復
備後落合駅?広島駅間:1往復 ただし、備後落合駅?三次駅間は普通列車
列車番号は、三次駅?広島駅間では号数+810となる。1号=811D、2号=812Dとなる。備後落合駅まで直通する列車は、備後落合駅?三次駅間での列車番号は直通する列車の号数+1620となる。
三次駅?広島駅間の所要時間はおよそ1時間10?20分。
2007年6月の廃止まで、JR線内で2往復以上運行されている定期急行列車は「みよし」のみであった。
備後落合駅まで延長される列車は備後落合駅で新見方面の列車に接続していて、4時間ほどで移動することができた。
キハ58系気動車
普通車自由席のみの設定。
廃止当時、急行列車でキハ28・58系気動車を使用しているのは、「みよし」のみとなっていたが、この列車の廃止により、急行形車両による急行列車は消滅した。
多客時には2両ほど増結され4両編成で運転されることもあった。まれに団体専用車両を併結した6両で運転することもあった。なお、最終列車は2両増結の4両編成、「みよし」2号?4号は6両編成で運行した。また、最終日は山口鉄道部車両管理室に配置されているキハ58形も動員された。
この車両は間合い運用で普通列車にも使用されていた。朝、広島から回送し折り返し2829D、広島→三次の1866D、三次→広島の最終列車1877Dに使われていた(列車番号はいずれも廃止直前2007年6月30日時点のもの)。また、備後落合発着便は備後落合駅で夜間滞泊を行っていた。
列車廃止後にキハ58 563とキハ28 2329は広島運転所から岡山電車区気動車センターに転出し、国鉄色に塗装変更された。
停車駅 [編集]
備後落合駅?三次駅間の各駅 - 甲立駅 - 向原駅 - 志和口駅 - *下深川駅 - *安芸矢口駅 - *矢賀駅 - 広島駅
備後落合?三次間は1・6号のみ運転、この区間普通列車。
*印の駅には3・4号のみ停車。